モンドール <アルノー社>
MONT D’OR ARNAUD

<生産者について>

生産者:アルノー/ARNAUD
地域:フランス フランシュ・コンテ圏

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1907年創立のジュラの熟成業者、アルノー社。数々の賞を受賞しているモン ドールや、同じジュラ地方でつくられているラクレットにも定評があり、工場はモンドール山のすそ野の町、ドゥー県のロンジュヴィル・モンドールにあります。 コンテの熟成を中心に同地域のA.O.P(アペラシオン・ドリジーヌ・コントローレ/原産地名称統制)チーズも製造しています。

3代目のジャン・シャルル・アルノー氏は元INAO(国立原産地名称研究所)の会長であり、ヨーロッパチーズ業界の重鎮。アルノー社のモン ドールは現在も伝統的手法を忠実に守り、カードは銅鍋でつくられ、木製の棚の上で熟成されています。


 

<モンドール>

チーズの名称はドゥー県の最高峰「モン ドール」に由来、「黄金の山のチーズ」とも呼ばれています。エピセアの樹皮で巻き、エピセアの棚の上で熟成させながら、定期的に反転、塩水で洗い、木箱に入れます。規定により毎年8月15日~翌年3月15日に製造期間が限られている、秋冬定番のウォッシュタイプのチーズです。ある程度熟成が進んで物には自然なカビが生えることがあり、またチーズと木箱の境目が黒くなっている部分がありますが、これはエピセアの樹皮で、これにより特有の香りがついています。1個あたり400gというのは一度にお召し上がりいただくにはちょっと多い量かもしれませんが、残った場合は容器ごとラップ、乾燥しないようにして冷蔵庫へ。二度目は白ワイン、ニンニクやパン粉を加えてトースターへ。Fondue au Mont d'Or(フォンドール)でお召し上がりください。 (1ホールあたりの総重量:約400g)

<モン ドールのお召し上がり方>

<モン ドールのお召し上がり方>
アルノー社の「モン・ドール」は生地感がしっかりしています。
お召し上がりになる前に常温で30分ほどおいていただくと、生地が少し柔らかめに味わいがマイルドに変化してきます。また、オーブンで少し温めるとより柔らかくなります。スプーンやナイフですくってパンやお野菜と一緒にお召し上がりください。

Recipeおすすめレシピ

フォンドールのつくり方

1.「モン ドール」の上面の表皮を切り、蓋のように持ち上げる
2.白ワインを加え、お好みで刻んだニンニクやパン粉をふる
3.木箱が焦げないようアルミホイルを巻き、オーヴンで焼き上げる

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モンドール <アルノー社> MONT D’OR ARNAUD


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