秋の始まり、メルル ルージュには赤ワインを合わせて!!

初秋にぴったりのメルル ルージュ。

純粋に赤ワインとご一緒に楽しめるハードタイプ。この初秋にお月見しながらぜひ極上のひとときを。

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メルル ルージュと赤ワインで過ごす極上の時間を。

豊かな芳香と濃縮した味わいの赤ワイン「シャトー クラーク」を
醸造した後の葡萄の搾りかすに漬けて熟成されています。

茶色味を帯びたオレンジ色の表皮をもつ「メルル ルージュ」は、豊かな芳香と濃縮した味わいの赤ワイン「シャトー クラーク」を醸造した後の葡萄の搾りかすに漬けて熟成されています。「メルル」の意味は葡萄の「メルロー」に由来しています。
シャトー クラークはメルロー70%、カヴェルネソーヴィニヨン30%、手摘みされた葡萄は丁寧に運ばれ、慎重に選別され、重力を使いながら搾汁後に醸造、その後最高の木樽に入れられ熟成されているそうです。「上質の葡萄は搾りかすまでも生かしたい…」そんな想いから生まれたのが「メルル ルージュ」なのです。チーズの中身はやや締まっていますが、口に含むと濃厚なミルクの風味と香ばしいナッツの香りがふんわりと広がります。


 

生産者は、世界に冠たる財閥の「エドモンド ドゥ ロートシルト(Edmond de Rothschild Group)」。英語ではロスチャイルド、ドイツ語でロッチルド。プライベート銀行が本業ですが、ワインビジネスを成功させると同時にチーズ製造にも着手し、製造を1996年にスタートさせました。7年もの年月を費やし、2003年にAOC(現AOP)を取得した「農家製ブリ ド モー」の復活は有名な話です。
今月おすすめのメルル ルージュには、純粋にワインとのマリアージュを楽しんでもらいたいという生産者の思いがあります。おすすめは、ジューシーな果実味の赤ワイン「シャトー ド マレンジャン エーヴ」、口いっぱいに広がる熟成された味わいの赤ワイン「ラ メール ルージュ」など。ワインと合わせれば極上の時間を約束してくれることでしょう。

偉大なるロートシルト家。

ロートシルト家グループの設立は1953年。ロートシルト(Rothschild)という姓は「赤い盾」を意味し、それはロートシルト家の家紋にもなっています。家紋にはロートシルト家に代々伝わる3つの家訓、 Concordia(調和)、Integritas(誠実)、Industria(勤勉)の言葉が添えられています。

国際的金融システムをつくり上げた世界的財閥の同家は、スイスのジュネーヴに本拠があり、富裕層の資産運用のプライベート銀行が本業ですが、パリ郊外に1,600ha(ヘクタール)の広大な土地を持ち、サヴォワのメジェーヴに2つのホテルと5つのレストランを運営しています。メドックとニュージーランド、南アフリカ、アルゼンチンにワイナリーも所有し、富裕層の遊び場として海にはヨット、パリ郊外にはハンティングを楽しむ森もあります。

フェルミエとは2010年より取引が始まりました。パリからわずか40km、ファヴィエールの「Domaine des 30 Arpents」と呼ばれる森の中にロートシルト家所有の80haほどの放牧地と牛舎、チーズのアトリエがあります。10年ほど前の訪問時には、野生動物の住む自然の森をジープで案内していただき、その規模の大きさを感じることができました。自社所有のメドックの赤ワイン、シャトー クラークとチーズのプロモーションを日本で展開したいというお話から、このメルル ルージュのプロモーションに繋がったのです。フェルミエでのお取り扱いは2年ぶりとなります。久しぶりのこのリッチな味わいをぜひワインと共にお楽しみください。

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