モンドール(Mont d'Or)は、フランス・ドゥー県の「黄金の山」に由来し、秋冬の定番として親しまれるウォッシュタイプのチーズです。このチーズは、フランスのフランシュ=コンテ地方とスイス・ヴォー州の特定の地域で、8月15日から3月15日の期間にのみ生産されます。エピセア(樅の木)の樹皮で包み、木箱で熟成させることで、独特の木の香りがチーズに染み込んでいます。
特徴 | クリーミーで濃厚な味わい、微かな木の香り |
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製造期間 | 8月15日〜3月15日(秋冬限定) |
保存方法 | 冷蔵保存で2〜3週間 |
モンドールはナイフで上部を切り取り、トロトロの中身をスプーンですくって食べます。バゲットやゆでたジャガイモに乗せて、シンプルに塩と胡椒で味付けするのがおすすめです。
手順 | 内容 |
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1 | モンドールの上部を切り取り、白ワインを少量注ぎます。 |
2 | ニンニクやパン粉を散らし、木箱ごとアルミホイルで包みます。 |
3 | 200度のオーブンで約25分間焼きます。 |
4 | パンや野菜にディップして楽しみましょう。 |
モンドールは、冷蔵庫でエピセアの木箱ごと保存します。開封後は、乾燥しないようにラップで包み、冷蔵庫で2〜3週間保存可能です。冷凍保存もできますが、使用前に1時間常温に戻してから召し上がると風味が引き立ちます。
ワインの種類 | おすすめ理由 |
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白ワイン | フランスのシャルドネやジュラ地方のワインが最適。軽い酸味がモンドールのリッチな風味と絶妙にマッチします。 |
赤ワイン | ピノ・ノワールなど、軽めでフルーティーな赤ワインは、モンドールのクリーミーさを引き立てます。 |
日本酒 | 木樽の香りがする日本酒とも相性が良く、特に冬の食卓にぴったりです。 |
材料名 | 分量 |
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モンドール | 400g |
ジャガイモ | 4個 |
白ワイン | 適量 |
バター | 少々 |
塩・胡椒 | 適量 |
手順 | 内容 |
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1 | ジャガイモをスライスして下茹でし、耐熱皿に並べます。 |
2 | モンドールをスライスしてジャガイモの上に乗せ、白ワインを少々振りかけます。 |
3 | 180度のオーブンで20分焼き、モンドールが溶けてこんがりするまで焼きます。 |
フェルミエでは、季節限定で最高品質のモンドールを販売中です。ぜひこの機会に、秋冬の贅沢な味わいをお楽しみください。
チーズの名称はドゥー県の最高峰「モンドール」に由来、「黄金の山のチーズ」とも呼ばれています。エピセアの樹皮で巻き、エピセアの棚の上で熟成させながら、定期的に反転、塩水で洗い、木箱に入れます。規定により毎年8月15日~翌年3月15日に製造期間が限られている、秋冬定番のウォッシュタイプのチーズです。ある程度熟成が進んで物には自然なカビが生えることがあり、またチーズと木箱の境目が黒くなっている部分がありますが、これはエピセアの樹皮で、これにより特有の香りがついています。1個あたり400gというのは一度にお召し上がりいただくにはちょっと多い量かもしれませんが、残った場合は容器ごとラップ、乾燥しないようにして冷蔵庫へ。二度目は白ワイン、ニンニクやパン粉を加えてトースターへ。Fondue au Mont d'Or(フォンドール)でお召し上がりください。
※パッケージは予告なく変更になる可能性がございます。
生地に若干のカビが生えている場合もございますが予めご了承下さい
☆アルノー社の「モンドール」をお召し上がりになる前に・・・
「モンドール」はスプーンでとろりとすくえるほど柔らかいというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、アルノー社の「モンドール」は生地感がしっかりしています。
お召し上がりになる前に常温で30分ほどおいていただくと、生地が少し柔らかめに味わいがマイルドに変化してきます。また、オーブンで少し温めるとより柔らかくなります。スプーンやナイフですくってパンやお野菜と一緒にお召し上がりください。
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